樫原廃寺跡

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樫原廃寺跡

樫原廃寺跡(かたぎはらはいじあと)は、西京区樫原にある古代寺院跡で、国指定の史跡である。1967年に行われた発掘調査により八角塔と中門の遺構が検 出され、四天王寺式の伽藍配置であったと推定された。1997年の調査でも金堂と思われる建物の基壇や北回廊跡を検出し、寺域のおおよそが推定できるようになっている。
白鳳時代に建立され、平安時代中期に廃絶したと考えられる。寺名が発見されなかったため地名をとって名付けられた。現在では、復元された八角塔(基壇)を中心に周辺一帯が史跡公園となっている。

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