洋服お直しの店、ロキートがある西友から少し歩くと、中央に緑の山がある公園があります。まるで小さな森のように木々がおい茂るこの公園は、子供たちの恰好の遊び場となっています。
そんな緑豊かな公園の本来の姿とは、4世紀ごろに造られた前方後円墳。
当時桂一帯を支配していた有力者のために造られたので京都市内では有数の規模と保存状態のよさを誇ります。
ちなみに、天皇の社という名前は、昔この古墳が文徳天皇（平安時代）の御陵として考えられていたことに由来しているそう。
かつて神聖な場所とされていただろうこの古墳も、今では子供たちの楽しそうな笑い声で満たされています。
その声を聞きながら、のんびり古代への思いをはせるのもいいかもしれません。