八木邸

京eco2Ring[みやこエコツーリング]

京eco2Ring[みやこエコツーリング]自転車のイラスト

八木邸

八木家は室町時代に壬生村に居を構え、村の経営や壬生狂言に携わり代々、村の行司役を勤めていました。また壬生村と京都守護職や所司代とも深い関わりがあり、中心的立場を担う有力郷士でした。
幕末、八木家11代当主八木源之烝は、将軍上洛の警護の名目で京に上った浪士組の浪士達の世話をまかされ、そして八木家に宿泊していた芹沢鴨、近藤勇ら13名が浪士組と袂を分かち、京都守護職・松平容保のお預かりのもとに新選組を結成しました。
八木邸のほかに前川家、南部家を屯所とし、八木家はその中枢であり、現存するのはここだけです。芹沢鴨の暗殺現場であるなど、新撰組との関わりが深い場所です。

一覧へ戻る