道元禅師示寂の地

京eco2Ring[みやこエコツーリング]

京eco2Ring[みやこエコツーリング]自転車のイラスト

道元禅師示寂の地

下京区高辻通り西洞院を西に入った所に、誰もが学校で一度は習っただろう仏教宗派曹洞宗の開祖道元禅師の没地がある。 京都に生まれた道元禅師は、比叡山で出家した後に建仁寺の栄西の門に入って禅を学ぶ。
貞応二(1223)年に宋に渡り、曹洞宗の天童如浄より印可を受ける。
帰国後、教化活動を続けながら、日本に歯磨洗面、食事の際の作法や掃除の習慣を広めたと言われている。
建長五(1253)年に療養のため弟子孤雲懐奘を伴い上洛、この地(下京区高辻通り西洞院西入る)にあった俗弟子寛念の屋敷に滞在し、同年八月に五四歳の生涯に幕を閉じた。

一覧へ戻る