かぶしきかいしゃきょうともんつき株式会社京都紋付

店舗情報

株式会社京都紋付
住所: 〒604-8823
京都市中京区壬生松原町51-1
TEL: 075-315-2961
FAX: 075-326-1277
定休日: 土日祝日
営業時間: 9:00-17:00
e-mail: Kmmottainai@kmontsuki.co.jp
URL: http://somekae.kmontsuki.co.jp/

扱い業務

お手持ちの衣類を黒く染め直し、新たな一枚としてもう一度着られるようにするサービスです。売り上げの一部をWWF JAPANに寄付しています。

取扱商品

染替え

価格例

Tシャツ ¥3,000〜
ズボン  ¥4,000〜
ジャケット ¥5,000〜

地図

一言アピール(修理への思い、お客様へのメッセージ)

お客様のお手持ちの衣類を、弊社が長年培ってきた京黒紋付染めの技術をつかって黒く染め直し、再度着ていただけるようにするサービスです。

日本では年間200万トンと衣類が捨てられていっています。衣類も地球の資源を使って作られている物です。微力ながら、いかにこのもったいないサイクルに歯止めをかけられるか?弊社で行きついた考えは、黒く染め直し、新たなものとしてもう一度着ていただけるようにする、ということでした。

黒は、汚れや色褪せをサラにしてくれます。ファッションアイテムとしても人気で使いやすい色です。この黒に変える事で、洋服は生まれ変わります。


大切な衣類、思い入れのある衣類、黒く染め直して着てみませんか?


当社の染め替え事業はWWF JAPANとのコラボレーション企画「PANDA BLACK Rewear Project」として展開して、売り上げの一部をWWF JAPANに寄付しています。


mokichi家族イラスト人と物と。織りなす「もっぺん物語」

~第14回~ 京都の黒染め・染め替え「株式会社京都紋付」

シミや汚れが付いてしまって、大切にしていた服を泣く泣く捨てる、そんな経験はあると思う。父の形見のコート、母からもらったドレス、初任給で買ったジャケットなど、今までシミなどで諦めていた服も蘇らせる黒染めの会社を取材した。
株式会社京都紋付は100年以上、黒染めを守り続けている。しかし、時代と共に紋付の取扱量は激減し後継者不足にも悩んでいた。このままでは、せっかくの歴史、伝統や技術が失われてしまう。時代の変化と共に、世の中のニーズや在り方は変化する。
2013年、長年の黒染めの技術を活かした挑戦、古着の染め替えを始めた。※同年、WWFとのコラボ「パンダブラック」リウェアプロジェクト

光を反射しない深黒(しんくろ)を追求した技術は、世界最高水準を誇る。京都紋付の黒染めの特長は、自宅で洗濯しても他の衣類といっしょに安心して洗える事だ。さらに、撥水性もある。染め替えた服を見て非常に興味深かったのは、黒色に表情があることだった。Tシャツ、ジャケット、コート、ワンピース、デニムなど、それぞれが違う黒色に見えた。生地の素材や、もともとのデザインによって染まり方は多様。まさしく、服が蘇る、いや、元よりかっこよくなると思った。荒川社長は、「服によって染まり方が違うところにも、黒染めの奥深さがある」と語った。
染め替えブランドは、KUROFINEから「K」として再出発を始める。汚れを隠すだけではなく、服の楽しみを2倍、3倍にする染め替え。染め替えが選択肢のひとつになる日を目指して、荒川社長の挑戦はまだまだ続く。

岸さゆり(2020年8月7日取材)掲載:こごみ日和85号

▶株式会社京都紋付

自転車のイラスト

日照山 高山寺の写真

<日照山 高山寺>

日照山 高山寺は浄土宗鎮西派の寺院で、創建年代は不明だが、かつては高西寺と呼ばれたようである。
本堂に子安地蔵と呼ばれる地蔵菩薩像を安置していて、この像は足利尊氏が近江の堅田にあったものをこの地に移し、足利義政の妻・日野富子も、この地蔵尊に祈って義尚を生んだと伝えられている。この子安地蔵は、室町時代には洛陽の六地蔵の一つとして人々の信仰を集めたそうである。