修学院離宮
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後水尾上皇は1641(寛永18)年から離宮の候補地の選定を始めましたが、修学院離宮の場所に決定する迄、実に14年の歳月を要したといわれています。 現在離宮は上・中・下の御茶屋から構成されており、上御茶屋はこの隣雲亭を中心に計画され、広大な浴龍池と中島をつくり、その中島には窮邃亭(きゅうすいてい)があります。
また、池には中島に渡る楓橋・土橋,中島と万松塢(ばんしょうう)を結ぶ千歳橋が架けられ、隣雲亭からは遠く鞍馬・貴船・岩倉・松ヶ崎・愛宕の山々を背景に京都の市街が一望できます。