龍安寺

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龍安寺

禅苑の名刹である大雲山竜安寺は、宝徳二年に足利将軍の管領職にあった細川勝元が徳大寺公の山荘を譲り受け妙心寺五代世の義天玄承(ぎてんげんしょう)を開山に向かえ創建しました。応仁の乱で焼失したのちも、勝元の実子である政元によって再興されました。
石庭は一見水平なようで排水を考慮して、東南角に向かって低くされています。また西側の塀は手前から奥にいくにつれて低くなるようにつくられており、土塀の高さを計算することで遠近法を利用し、視覚的に奥行きを感じさせています。また配置されている十五個の石は、それぞれの生き者が、菩薩を慕い寄り添って行く様を表しているとも言われ、鶴亀を表しているとも、七五三に並べたとも、心の字を描いたとも様々な諸説があります。このような点からも竜安寺の石庭は 有名で一見の価値ありです。

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